
本記事では、大量なDMを発送する場合、大切な事をお伝えしたいと思います。
工程を確認
まず、DM発送を進めるためにはいくつもの工程があります。
それらを進めるために、誰を担当者と置くべきか、自社内で進めることができるのかなどの見込みを立てる必要があります。
例として、よくある工程をご紹介します。
- 宛名リストの作成
- 送付する書類の作成
- 封入形状の確認
- デザインの作成
- 印刷
- 封入作業
- 発送作業
以上7工程になります。
これらは一人で行うべきではなく、複数人で取り掛かるべき作業であり、通常業務に加えて進めていく場合は、各々が遂行できる余地があるのかを確認する必要があります。
一度に大量に送付する場合は、一度のミスで、多大なコストがかかってしまうため、余裕を持った見込みを立てるべきでしょう。
コストを確認する
紙媒体で送付を想定します。この場合、実は様々な形状のDMがあり、形状によってもコストが変わってきます。
以下形状の種類をご紹介します。
ペラでのDM
1枚で送付するDMです。封筒から取り出すといった作業が必要なく、視認性が高いのが魅力です。
ハガキ
こちらも開封の必要がなく、視認性が高いことがメリットです。
ペラでのDMよりもスペースが小さくなり、情報が少なくなりますが、WEBサイトへの誘導がうまくできれば問題ありません。
圧着DM
1枚の紙に特殊なのりをつけて2つ折りなどで送るDMです。
開かなければ内容が確認できないため、気密性の高い情報を送付する場合やペラやハガキでは情報量が足りない場合に適しています。
封入DM
カタログや複数のチラシなど、まとめて送ることに適しています。
多くの情報を届けることが可能で、比較的開封率も高いのが特徴です。
変形DM
四角形ではなく円形、開くとキャラクターが浮きあがってくるといった工夫を行うことで、通常のDM以上のインパクトを与えることができます。
非常にコストがかかりますので、ブランディングが必須な場合に試してみたい手法です。
以上がDMの方法であり、100枚前後であれば問題になりませんが、大量のDMを発送するにあたっては形状によるコスト差は大きな差になります。
また、送付方法についても、クロネコDM便、ゆうメール便など、様々なサービスがありますが、金額は条件によって異なりますので、都度確認をしてください。
宛名リストを確認する
ターゲットを選定し、良いDMができても、宛先に届かなければ意味がありません。
対象者が重複していないか、郵便番号などが抜けていないか、古い情報で、旧地名が記載されていないかなどのチェックが必要になります。
しかし、大量のDMを発送する際にチェックを行うと、確認作業は膨大な時間がかかります。
異なる情報で送付を実施しないためには、普段の習慣やルールで対策を実施するしかありません。
CRMといったシステムを活用し、普段から効果的なマーケティング活動ができるように、意識付けから始めることをおすすめいたします。
発送代行利用を検討する
今までご紹介した作業を自社内で完結するには、多大な人的リソースが発生します。
主に封入作業が発生する場合には、封入ミスといったリスクも考えられます。
DM発送代行を利用するメリットは、印刷や封入にかかる工数を削減ができ、自社のコア業務に集中できることや、ヒューマンエラーなどのミスを減らせることが大きなメリットになります。
また、発送までの作業や早く、いち早く顧客へDMを送付したい場合には発送代行を依頼することが重要だと考えています。
大量の宛名印刷は、高速インクジェット機が圧倒的に早い
高速インクジェット機では、一時間あたり8,000~20,000通の印刷が可能であり、通常のコピー機などで宛名印刷をするよりも圧倒的なスピードで印刷が可能です。
また、品質という点でも大きな差があり、カメラ検査装置で、全てログ管理と固定箇所チェックがおこなえますので、宛名の印字漏れ、印字ズレのチェックが可能です。
自社内で頑張って進めるよりも、発送代行へ依頼するほうがメリットがある場合は多いでしょう。
まとめ
大量のDMを発送する場合には、様々な工程を進める想定を立て、難しいところは代行を依頼するという内容でご案内させていただきました。
宛名リストの作成については、普段からの業務も関係してくるため、DMを発送するときだけではなく、普段から意識付けをしていきましょう。
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