
ポスティング(無宛名郵便)を企業戦略として取り入れたものの、効果が期待通りではない……ということはないでしょうか。
ポスティングにも戦略があります。その理解はできているでしょうか。まずはメリットだけでなく、デメリットも正しく理解し、集客力アップのための対策と向き合う必要があります。
それぞれ企業担当者がそれを出来ているのかこちらで確認をしてみましょう。
目次
- ポスティングとはどう向き合えばいい?
- ポスティングのメリット
- ポスティングは容易にアプローチできる手段である
- ポスティングであれば潜在顧客にサービス利用を促せる
- ポスティングはターゲットを絞ることができる
- ポスティングは、年齢に関係なくアプローチできる
- ポスティングはコスパが高い
- ポスティングは保存性が高い
- ポスティングにはデメリットもある
- ポスティングを成功させるカギとは
- デザイン・キャッチコピーを工夫する
- 誰に見てもらいたいのか明確化させる
- ポスティングチラシのデザインで何を伝えたいのか
- キャッチコピーを意識する
- 利用者目線に立つ
- いろいろなカラーを使用しても効果はそれほど期待できない?
- 画像を有効的に活用するといい
- 効果がわかる写真を活用する
- まとめ
ポスティングとはどう向き合えばいい?
ポスティングは、企業の広告宣伝、また、それぞれ自治体のお知らせなどを、住居や事業所にある郵便受けにチラシを投函することです。
それは、昔から使われていた広告戦略であり、若い方から高齢者まで多くの方々がすんなり思い描けるものです。
現在でも、
ピザショップのメニュー
不用品回収のチラシ
近隣店舗のオープンのお知らせ
自治体の広報誌
道路工事のお知らせ
不動産物件のチラシ
……などと言った様々なものが自宅の郵便受けに届けられ、目にすることがあるのではないでしょうか。
ポスティングの向き合い方に変化が出てきた?
ITが普及した現在、ポスティングに対しての向き合い方に変化が出てきています。ひょっとしたら、ポスティングは古典的な手法であり、今時、効果を出せる戦略ではないと判断している企業もあるかもしれません。
それでも、あえてポスティングで効果を導き出すことはいくらでも可能です。
スマートフォンやインターネットがある時代、あえてポスティングの利点を考察し戦略を打ち立てていきましょう。
ポスティングのメリット
ひょっとしたら、ポスティングは古典的な手法であり、今時、効果を出せる戦略ではないと判断している企業もあるかもしれません。それでも、あえてポスティングで効果を導き出すことはいくらでも可能です。
スマートフォンやインターネットがある時代、あえてポスティングの利点を考察し戦略を打ち立てていきましょう。
ポスティングは容易にアプローチできる手段である
現在主流の広告媒体は、Web主体の広告戦略ですが、そればかりにたくさんの企業が集中してしまえば、ネットを通したくさんの広告が届き、結果自社の広告は埋もれてしまい読まれずゴミ箱行きになってしまう可能性が充分にあります。そのような意味で紙媒体の手段を打ち出すことは過密化を回避する効果的方法だと考えることができます。
一方で、紙媒体の広告戦略として新聞の折り込みチラシがあります。ポスティングよりもこちらの方がメジャーと言ってもいいのかもしれません。ただし、最近の話をすれば、新聞を購買している人口が確実に減少している事実があります。それもネット依存による被害だと言っていいかもしれません。
新聞の購買者が減少しつつある近年、折り込みチラシの手法では幅広い層に届けることが難しくなりつつあるのですが、ポスティングであれば、未だポストに直接チラシを投函し、新聞を購買していない世帯にも宣伝をすることができ、容易に手にしてもらうことができます。
ネット依存の現在だから、ポスティングを活用する価値が充分に残されているのです。
ポスティングであれば潜在顧客にサービス利用を促せる
ポスティングの手法であれば、自社の商品・サービスを未だ気づいていない方々、つまり潜在顧客へ直接的なアプローチを行うことができます。郵便受けに入っていた宅配ピザのチラシを見つけ、ふと、「ピザが食べたくなった」「注文しようかな……」と思うようなことがあるのではないでしょうか。それは、それまでピザのことが一切頭になかった人たちに対してです。
ポスティングのチラシは、それまでは商品・サービスを利用する気がなかった人であったり、商品・サービスを知らない人たちに利用してもらうキッカケを作るための手段とすることができます。
ネット戦略であれば、Web広告を見て、「クリックして購入しよう」という気持ちとつなげることができるかもしれません。一方で、紙媒体のチラシは、リアル社会と直結し、「お店へ直接行って買い物をしよう」と思わせる手段とすることができるでしょう。
ポスティングはターゲットを絞ることができる
ポスティングには、ローラー配布とセグメント配布方法があります。「ローラー配布」とは、指定されたエリア内にある全部の住戸に配布するやり方のことです。「セグメント配布」は、マンションや一戸建てなどと言った対象を絞り配布する方法です。より多くの人たちへ広告したい場合はローラー配布がいいでしょうけど、アプローチをしても効果が期待できない層もあるため、そのような層を避けて宣伝する場合はセグメント配布の方を選びます。
例えばですが、未だ加入していないマンション住人にアプローチしたいケーブルテレビ会社であれば、セグメント配布が向いているのではないでしょうか。
ポスティングはこのようにターゲットとする層に合わせて宣伝の範囲を選ぶことができるため、潜在顧客に対して効率的なアプローチをすることができます。
ポスティングは、年齢に関係なくアプローチできる
ポスティングは、配布エリアを設定し、その地域すべてに配布することができ、配布エリアに住んでいる若い人たちから高齢者の方々まですべてにムラなく届けることができます。Web戦略を強化しても、高齢者などインターネットを利用しない方も未だ一定数存在しています。そのような人たちに情報を届けることはできないのです。しかしポスティングであれば、投函禁止の建物以外であれば自社が届けたい情報を届けることができます。
ポスティングはコスパが高い
費用についても考える必要がありますが、ポスティングは地域や配布方法によって違ってきますが相場は以下の通りです。ローラー配布の場合 3~10円/枚
セグメント配布の場合 5~15円/枚
一方で同じ紙媒体の手法であるダイレクトメールは1通100〜200円あたりが相場であるため、ポスティングはコスト的にダイレクトメールよりも有効的な方法と言えます。
ダイレクトメールも充分、効果を生み出すことができる方法です。効率的に集客をしたいけれど、費用を使いすぎてしまっている……という場合、ダイレクトメールからポスティングに切り替えるのも対策かもしれません。
また、ポスティングは、料金システムがわかりやすいこともメリットのひとつです。PV数であったり、クリック回数ごと単価が決定されるWEB広告は、わかりづらいと思う方々もきっといることでしょう。一方でポスティングの場合は、チラシ1枚に対して◯円といわばオーソドックスな料金システムを維持しています。
オーソドックスだから悪い……ということではありません。必要な費用がわかりやすいことは大きなメリットです。かつ、リーズナブルであるため誰でも簡単に取り入れることができる宣伝手法だといえます。
ポスティングは保存性が高い
ポスティングは、保存性が高いこともメリットのひとつです。ダイレクトメールもそうですが、紙媒体は保管することができ、必要になるときまで取っておくことができます。紙媒体は、容易に何度も見返すことができ、持ち歩くことも可能です。実際に、とりあえず取っておいた……というお客様が、しばらくたってから問い合わせされることがあります。そのような意味で長期的な販促に向いているのは、ネット戦略ではなく紙媒体だと言っていいのかもしれません。
より大きな効果を出すためにも商品の価格や店舗の住所、営業時間などをわかりやすく表記し、保管性の高いチラシを作成するといいでしょう。
ポスティングにはデメリットもある
一方でポスティングにはデメリットもあるため、こちらの確認も必要です。ポスティングは、クレームが発生する恐れがある?
ポスティングのチラシは、興味がある方々に直接情報を伝えることができる手段ではあるのですが、不要である場合には、広告を投函した業者へ、「やめてほしい」とクレームがくることもあります。やめて欲しいというものの、そのお家だけを意識して今後ポスティングしない作業は結構手間がかかるものです。安易な気持ちでいれば、また投函してしまい、大きなクレームに発展することもあります。
ポスティングは、情報を一杯盛り込んでも読まれないかも
情報量が多すぎて、何を伝えたいのか理解しにくいチラシは簡単にスルーされてしまうかもしれません。それが、顧客にとって有益な情報であったとしてもです。ですから、最小限の意識でとどめ、文字だけで伝えにくい場合、画像も駆使して見やすくデザインを工夫するといいでしょう。
また、逆に、顧客をお店に集客したいのに地図、電話番号がなかったり、ECサイトへ誘引したいのにWebサイトのURLやQRコードがなかったりする笑えないミスも頻繁に起こりがちです。そのようなミスを起こさないために慎重に何度も見直し作業が必要です。
ポスティングは、違法行為になる場合がある
ポスティングは、違法行為になる可能性もあるため、いささか注意が必要です。エリアによっては迷惑防止条例などでポスティングが禁止されていることもあります。敷地内に「ポスティング禁止」の張り紙があることもあり、そこにポスティングしてしまえば、軽犯罪となる可能性もあります。
ポスティングを外注で……という企業も多いでしょう。しかし、依頼企業の選び方も大切です。選択を間違えれば、よりたくさんのトラブルを作り出してしまうでしょう。
ポスティングで訴えられる以外にも、投函するスタッフがチラシを捨ててしまったり、全然関係のないところに投函する事もあるかもしれません……。
「住居侵入罪」とみなされる
多くの場合ポストは住宅の外に設置されているのですが、そうではなく住宅の敷地内に設置されていることもあります。そのような場合、ポスティングするには敷地の中へ入る必要が出てきますが、無断で入れば「住居侵入罪」とみなされてしまうのです。戸建てであれば、門内の庭など含めた敷地全部が対象であり、集合住宅であれば、エントランス、駐車場、共用スペースを含めた敷地全部に適用されます。
ポスティングの宣伝活動は正当な理由だと主張したいところですが。面倒くさいトラブルを回避したいのであれば、手間がかかっても住人や管理人から許可を得て投函するのがいいでしょう。
たとえば、正当な理由があるとみなされる業者は、宅配業者、郵便局員、ガスメーター検査員などです。ポスティング業者がどうなのか意見はわかれるところでしょう。
ポストなどに「立ち入り禁止」や「チラシ禁止」といった明記があれば、ポスティングはNGです。
拒否の意思が明確に示されているにもかかわらず強行でポスティングをすれば、「住居侵入罪」だけでなく「軽犯罪法」に抵触する可能性があります。
特に夜間のポスティングは、注意事項の貼り紙が見えづらいため、より警戒する意識が必要です。
ポストの中までしっかりと投函する
ポストの口からチラシがはみ出した状態であれば、すぐに下に落ちてしまうでしょうし、迷惑なゴミだと思われてしまいます。そのようなことがないためにもポストにしっかりと投函する心がけも、クレームをなくすための方法です。雨や雪の日はポスティングを控えた方がいい
雨や、雪の日に頑張ってポスティングをすれば、チラシが濡れてしまうでしょうし、ポストの中にある他の郵便物も濡れるためクレームになることがあります。些細な雨だし、中止にはできない……というときもあるでしょう。そのような場合には、濡れないよう最大限の配慮が必要です。
チラシを乱暴に扱わない
せっかくポスティングしたチラシが折れ曲がっていたり破れていたりすれば、それだけで受け取った方々はゴミのようなものを勝手に入れられたような気持ちになってしまうかもしれません。こんな微妙なチラシの状態で、受け取る側の印象も大きく変化するため、いつも丁寧に扱う意識を持っていたいです。
不審に思われない振る舞い
チラシを投函する人たちが清潔感のない服装で、また、真夜中に投函業務を行えば、それを見た人たちは不審者だと思ってしまうこともあります。最近は物騒な世の中なので、簡単に警察に通報されてしまうでしょう。身だしなみに気をつけたり、深夜帯のポスティングは法律違反ではありませんが、トラブルにつながりやすいのでなるべく避けた方がいいでしょう。
ポスティングを成功させるカギとは
ポスティングの効果をより高めるためには、以下のようなことを検討してみましょう。デザイン・キャッチコピーを工夫する
ポスティングのチラシは、ほぼ手にしてもらえるのかもしれませんが、それでも内容を確認しないまま捨てられることがない訳ではありません。そもそも多くの人たちは、実際問題、そんなにじっくりと何が書いてあるんだろう……ということを確認しているわけではないのです。逆に言えば、パッと見、いい印象を残せるチラシであるのかがポイントです。
そこで担当者の方々が注目しなければならないのは、人の心を瞬時につかむことができるようなデザインやキャッチコピーです。
例えば、商品・サービスの強みを一言で表現した優れたキャッチコピーを使用したり、画像を使って人目を引きやすくするなど工夫を凝らします。
誰に見てもらいたいのか明確化させる
ポスティングチラシの情報をレイアウトする前には、まず、チラシ投函のターゲットを明確化する必要があります。誰にこのチラシを読んで欲しいかを具体的にしましょう。例えば、子供向けのスイミングスクールなどのチラシであれば、黄色などポップな丸い文字がいい印象を与えるでしょうし、男性向けであればゴシックなどの力強い文字を使用、女性向けであれば細めの優しめの文字、さらに、高級感のある商品・サービスのチラシであれば明朝体を使用するなど、ターゲットを絞り、内容やフォント、装飾などを明確化させていきます。
ポスティングチラシのデザインで何を伝えたいのか
ターゲットが決まれば、そのポスティングチラシで何をアピールしたいのかを明確化させます。例えば、接骨院のポスティングチラシであれば、おすすめの治療法などです。新規オープンのグルメであればおすすめのメニューであったり、オープン記念のサービスなどです。デザイン制作に入る前に、そのポスティングチラシで何を一番伝えたいのかを整理することが大切です。
キャッチコピーを意識する
ポスティングチラシでは瞬間で商品・サービスの魅力を伝えることが大事なので、キャッチコピーは、最も目立つ場所に、大きめのサイズで掲載するのがいいです。例えば、スポーツジムのポスティングチラシであれば、「◯◯kg痩せることができた!」
「リバウンドで悩んでいるあなたへ」などといったキャッチコピーを一番目立つ場所に載せ、すぐにコピーがわかるようレイアウトします。
利用者目線に立つ
人の視線の流れには、ある法則があることをご存じでしょうか。効果的なチラシは、その法則に従ってチラシをデザインしたものです。横書きであれば、人の視線は、紙面の左上から右上、左下にZ字型に移動します。
縦書きであれば、右上から右下へ、左上へN字型に移動します。
この基本則に合わせたレイアウトを意識することで、自然に惹きつけられるチラシデザインを実現できます。
いろいろなカラーを使用しても効果はそれほど期待できない?
いろいろなカラーを使用した方がチラシ作成に心がこもっていると思われる……なんて考えていることはないでしょうか。そのような発想も、利用者目線に立っているとはいいがたいです。ぶっちゃけ、いろいろなカラーを使用することはおすすめではありません。なぜならそのようなチラシは利用者に読みづらいと思わせてしまうからです。また、デザイン性から言っても、統一感を失ってしまう要因です。
そこでカラーはシンプルに3色程度に留めたいです。基調とするべき色を決めると、センスのいいデザインにすることができます。その中で、反対色を使えば、クッキリ際立たせることができます。
画像を有効的に活用するといい
チラシは文字だけでなく、画像を有効的に活用するといいです。写真であることが、イラストタッチのものよりも高い効果を期待することができます。おすすめしたいのは、顔写真なのです。例えば飲食店の紹介の場合、「店長」、バイトを募集する場合は「スタッフ」などの顔写真を載せることで、「ここではこのような人たちが働いているんだ……」という雰囲気をリアルに伝えることができます。
また、顔写真は、顔が見えるサービスとして、無意識に信頼を寄せやすくするための手段でもあるのです。人は誰かに会ったときでも、一番最初に目がどうしても行ってしまうのは相手の顔です。それは、相手が敵なのか味方なのか?……を判別するための人間に備わる本能と言っていいでしょう。
効果がわかる写真を活用する
また、自社商品・サービスの効果がわかる写真を利用すれば、信用度が増すでしょうし、その後レスポンスにつながりやすくすることができます。美容院であれば、カラーリングのビフォー・アフターの比較などの写真を利用すれば、実際に効果があることをターゲットに知らせることができ、レスポンスにつなげることが可能です。
まとめ
ポスティングの施策は、リアルな紙媒体であるため、受け止めた方々の印象にも留めやすいです。Web主流になった時代だからこそ、より効果的な使い方があります。
ただし、なんとなくチラシを投函した……というのでは、ターゲットに迷惑がられてしまうだけかもしれません。
ポスティング戦略を行う前提として、メリットだけでなく、デメリットについても理解を深め、適正な投函を行う姿勢も必要です。
そして、ポスティングを単体の施策としてとらえるのではなく、同じ紙媒体のダイレクトメールや、デジタルとの融合も適材適所で検討し、相乗効果も期待したいです。
ダイレクトメールや、デジタルがポスティングの可能性をさらに広げてくれることでしょう。
アドレス通商では、全国にネットワークを持つ良質なポスティング会社数社と提携しており、安全かつ正確に販促目的にあわせ、ターゲットに効率よくリーチ出来る手法と効果的なデザインをご案内いたします。
ポスティングをお考えのご担当者様は、お気軽にお問合せ下さい。
